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当院は札幌市清田区に位置する精神科単科の病院で、自然豊かな環境に囲まれています。病院の広大な敷地には野球場があり、時折エゾシカが現れるなど、四季折々の風景が楽しめます。また、当院は札幌市内に4か所ある精神科救急病院の1つとして、精神科救急急性期医療を担い、地域医療に貢献しています。

看護部では、病院理念や運営方針に基づき、「豊かなこころ」「感性」「人間尊重」をキーワードに、患者さんが安全かつ安心して療養できる環境づくりを心掛けています。また、倫理的な視点を持ちながらチーム医療を推進し、医療技術の進歩や地域社会の変化にも柔軟に対応することで、質の高い看護サービスの提供を目指しています。

さらに、当院看護部では、早期よりクリニカルラダーを導入し、人材育成に注力しています。これにより、看護職員一人ひとりが専門性を深め、多角的な視点で看護実践に取り組めるよう支援しています。近年の精神科医療の流れは入院中心から地域生活を支える方向へと変化しており、私たちもその変化に対応しながら、地域の皆さまがその人らしく暮らせる医療を提供することを目指しています。

今後も地域医療の一端を担う病院として、患者さんや地域の皆さまに安心と希望を届ける存在であり続けるため、努力を惜しまず取り組んでまいります。これからも皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

さっぽろ香雪病院
看護部長　角谷 英幸